TABOO
長い、くたびれました。
ボーイ・ジョージの半生を描いたミュージカルの映画化というよりは、映像に収めましたという感じで、ミュージカルのテレビ中継を観ているような映像でした。
イギリスっぽい笑いが満載で、ちょっとどぎつい会話を観客席とやり取りするところは凄い。怒り出す人がいるのではないかと思うのですが、そこがやはりイギリスなんでしょう。
ボーイ・ジョージの半生といってもそんなに事細かく表現されているわけではなく、ポイントとしては、デビュー当初から付き合っていた男性の恋人の話と薬物依存で人生を崩していくがそこから這い上がっていくところを面白おかしく、カルチャークラブの曲も交えて綴られていく。
ボーイ・ジョージを描いているが、ボーイの恋人の家族や友人のマリリン?(マリリン・マンソンかな)の台詞や会話が面白い。そこも楽しめる。
ボーイ・ジョージ役のユアン・モートンはカルチャークラブ当時のボーイとそっくりで声まで似ており、歌もうまい。脇を固める俳優陣の演技もうまく、観ていて飽きない。当の本人、ボーイ・ジョージもタコ坊主みたいな感じで登場する。
あの太りようとハゲおやじぶりは、くすりからすっかり足を洗ったというのは良く分かるけど、カルチャー・クラブの時の面影がぜんぜんないのでちょっとショックでした。
薬物は人生を崩壊させるのでほんとに恐いものだ。イギリスではあんなにトップスターだったのに性格は変わるし、体はぼろぼろになるし、挙句の果てには警察につかまり、今までの栄光を不意にしてしまった。やっぱり、薬には手を出してはならないな。
評価:★★★
(ストーリー)
1980年代、イギリス、そして世界を風靡したカルチャークラブのボーカル“ボーイ・ジョージ”の半生を描いたミュージカルの映像化
製作年度 2003年
製作国 イギリス
上映時間 145分
脚本 マーク・デイヴィース
音楽 ボーイ・ジョージ
出演 ユアン・モートン 、ボーイ・ジョージ 、ポール・ベイカー 、ルーク・エヴァンス
ダウン・イン・ザ・バレー
銃社会が引き起こす問題とアメリカのすさんだ社会が孤独な青年を作り出し、悲劇を招いた。
エドワード・ノートンは、はまり役でした。悩める青年、恋する青年、アメリカの好青年を演じると右に出るものはいないのではないだろうか。
ハーレンのおかれていた境遇は、アメリカだけではなく、日本でもありえそうな感じがする。生まれが不幸で犯罪に走り、身よりもなく、家庭の愛、人とのふれあいを求めるのは当たり前の話だけれど、人とどう接すればいいのかよくわからず、問題を起こしてしまったり、奇行に走ってしまう。
犯罪を犯す者にも問題があるのは間違いないが、その人を取り巻く環境次第で犯罪はなくすことができるかもしれないと感じた。
犯罪者と知らず、愛してしまう者、今度こそまっとうな人生を歩もうと思うがどこかでボタンを掛け違い人生が狂っていく。
刹那さと息苦しさを感じるほど、ストーリーとエドワードの演技が凄かった。
恋人役を演じたエヴァン・レイチェル・ウッドは、エドワード・ノートンの大ファンらしく、気合の入った演技は凄かった。デビッド・モースのおやじ役も渋すぎる。派手な展開はないが、なかなか渋い映画でした。
評価:★★★★
(ストーリー)
17歳の少女トーブは、不器用だけど、純真な青年ハーレンと出会い、恋に落ちる。厳格な父親は、ハーレンをよく思うことがなかったが、トーブとその弟はハーレンにどんどん惹かれていく。ハーレンには辛い過去があった・・・。
製作年度 2005年
製作国 アメリカ
上映時間 112分
監督 デヴィッド・ジェイコブソン[監督]
製作総指揮 サム・ナザリアン
脚本 デヴィッド・ジェイコブソン[監督]
音楽 ピーター・サレット
出演 エドワード・ノートン 、エヴァン・レイチェル・ウッド 、デヴィッド・モース 、ブルース・ダーン 、ロリー・カルキン
Dear Wendy ディア・ウェンディ
“ダンサー・イン・ザ・ダーク”の脚本を手がけたラース・フォン・トリアーが本作の脚本を書いた。
西部劇のような町で騎士のような振る舞いをする少年少女たちを通して、銃社会を皮肉りたかったのだろうか?銃が身近にない日本ではこの作品の危うさだとか皮肉さがよくわからないと思う。
銃を制するものはそれらの銃を凌駕する大量かつ強力な銃であることが皮肉というより滑稽な話としかいいようがない。
騎士道を見習うような少年たちを封じさせるためなら、愛とか、彼らの未熟な騎士道を上回る正当な騎士道精神や、武士道という発想があったら面白かったのではないのだろうか。
ストーリーも突拍子もない話に展開していくので途中から理解不能に陥りました。
評価:★★☆
(ストーリー)
炭坑でのまちで育ったディックは、坑夫の父と違い貧弱でおとなしく育ったゆえ、何事にも悲観的で自信を持つことができなかったが、ある銃との出会いが彼の人生を変えていく
製作年度 2005年
製作国 デンマーク/フランス/ドイツ/イギリス
上映時間 105分
監督 トマス・ヴィンターベア
製作総指揮 ボー・エアハルト 、ピーター・ガード 、ブリギッテ・ハルド 、ペーター・オールベック・イェンセン
脚本 ラース・フォン・トリアー
音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演 ジェイミー・ベル 、ビル・プルマン 、マイケル・アンガラノ 、クリス・オーウェン 、アリソン・ピル
テキサス
結構楽しめた。
60年代ハリウッドのこてこてコメディでした。アラン・ドロンがこの作品で西部劇初出演でコメディですから結構貴重な映画です。しかも、DVDになっていないようなので機会があったら観てください。
アラン・ドロンの演技もすばらしいのですが、やはりコメディということで共演のディーン・マーティンが映画を引っ張る形でした。体を張った笑いには古さを感じながらも楽しく見ることができる。
テキサス州がまだ合衆国ではなかった時代の話なので、アメリカって、段々と西に広がっていったのがわかる。そして、石油があちこちで吹き出ているのですがまだ、石油の価値が分からず、呪われた水、厄介な土地としてイメージしかなく。住民たちは困っていたようですが、価値が分かったら、土地の争奪戦になったことは容易に想像できる。
その土地争奪戦に勝った人たちが今世界を動かす、石油メジャーとなっていくなんてこのころ想像できなかったでしょう。
何はともあれ、若き日のアラン・ドロンを観たい方、古きよき西部を堪能したい方や何も考えず笑いがほしい方はご覧ください。
評価:★★★★
(ストーリー)
アメリカ中西部の町で貴族が殺人を犯したと思われ、結婚式の最中にテキサスへ逃亡する。道中で知り合ったカウボーイとインディアンと友情を深めながら、一行はインディアン娘を助けることになる。貴族は次第にインディアン娘のことを好きになっていくが、そこへ、結婚の相手が追いかけてきた…。
製作年度 1966年
製作国 アメリカ
上映時間 101分
監督 マイケル・ゴードン
脚本 ウェルズ・ルート 、ハロルド・グリーン 、ベン・スター
音楽 デ・ヴォール
出演 アラン・ドロン 、ディーン・マーティン 、ローズマリー・フォーサイス 、ジョーイ・ビショップ 、ティナ・マルカン
大停電の夜に
人はどこかでつながっている、誰かが自分のことを支えてくれている。そんなことを思い出させてくれる映画です。エピソードとしては、ちょっと無理な設定ではありますが、なさそうでありそうな、ありそうでなさそうな人とのつながりは、確かに練られているなと思いますが、ちょっと詰めが甘いのが残念。
東京のシンボルの東京タワーがバチッと消えていくシーンがあったら面白いと思いましたが、源監督は前作に使ったのであえて、東京タワーを使わなかったのだろうか。
東京の街灯りがだんだんと消えていくシーンはどうやって撮影したのだろうか。CGなのかなと思いますが、リアルな感じで、よかった。多分あんな感じで区画ごと消えていくんでしょうね。
実力派俳優が名を連ねていて、皆さんとても気合の入った演技でしたが、僕は、豊悦さんと宇津井健さんが良かった。豊悦さんのマスターぶりも板についていたし、宇津井さんは、ウイスキーがお似合いでした。上手そうに飲んでましたし、全体的に演技に深みがあった。ムスタングを荒っぽく乗りこなすところも良かった。
山場もなく、谷間もないのストーリーで淡々と時間は流れ、夜が深けていき、そして、明けていく。一夜の特別な出会いを胸に、それぞれの場所に帰っていくが、みんなそれぞれ、この出会いを境に、違った価値観を持っていったのであろう。人間関係の重要さを知る。身近な人に愛を与え、愛をもらう。そんな事が出来るようになっていく。
僕もそうでありたい。
過度の期待は禁物ですが、恋人同士がイチャツキながら観るにはいいかもしれません。
評価:★★★☆
参考までに北アメリカ防衛空軍基地NORADのサンタ追跡プログラムはこちら 11月21日現在準備中でした
(ストーリー)
クリスマスイブの東京の街が大停電に見舞われた夜に、不倫相手と清算し、エレベーターにホテルのボーイと閉じ込められるOL、元彼女の出産に立ち会う元やくざ、昔の恋人に未練のあるBARのマスター、自殺寸前の少女らが、繰り広げる特別な夜の出来事。
製作年度 2005年
製作国 日本
上映時間 132分
監督 源孝志
脚本 相沢友子 、源孝志
音楽 菊地成孔
出演 豊川悦司 、田口トモロヲ 、原田知世 、吉川晃司 、寺島しのぶ
灯台守の恋
フランス映画界の名優たちと実力派のフィルム・メイカーが総力を結し、作り上げた大人向けのホロ苦恋愛映画の秀作。
これぞ、フランス映画って感じでした。やはり、ノワールと大人の恋愛映画は、フランスは抜けてます。
ちょっとネタバレ
簡単に申しますと、伝統色が濃く、排他的な地域に新参者が入ってきて、上司の妻と恋愛関係に陥ってしまうというストーリーなのですが、そこには民族間の蟠り、上司と部下の人間関係、三角関係などが絶妙に織り成され、一見ばらばらなことが最後にはまとまっていく演出はとてもすごい。
また、フランスの恋愛映画ゆえセリフが洒落ている。
きつい言葉の中にも愛があったり、ストレートに感情表現はしていないが、情熱が込められているというようにセリフが凝っている。
日本は、単一民族国家として成り立っている(段々様変わりして多民族化していますが、世界から見るとまだまだ)ので、強い民族意識というのはなかなか認識できない。
民族や宗教上の団結というのはとても強いことを感じた。今の世の中を見ていると、日本人として、アイデンティティをもっと持つべきなのだろうかと考えてしまう。ちなみに、僕は、別にナショナリストではありません。
ロケの場所は、とても壮観な景色です。世界の果てという言葉が良く似合う。
舞台となる灯台はセットかと思っていましたら、実際にある灯台だと知りビックリでした。ロビーで売っていたミニチュアはとても可愛かった。
あういう場所で人生を考えるのもいいかの知れない。
初日ということもあり、結構混んでおりまして、右隣には、綺麗なお姉様、左隣には、品のいいご婦人がお座りになっていたのですが、ラストに向け、ストーリーは盛り上がっていき、両隣でぽろぽろと涙を流されていたので、その雰囲気にすっかりと呑まれてしまい僕ももらい泣きしてしまいました。
評価:★★★★☆
(ストーリー)
カミーユは、生まれ故郷のウェッサン島へ、生家を売りに来て、母と最後の夜を過ごした。そこで、アントワーヌという人が書いた父と母の秘密が記された“私の世界の果て”という本を発見する。
1963年、“世界の果て”と呼ばれているブルターニュ海岸の辺境にアントワーヌというアルジェリア戦争の帰還兵が灯台守見習いとしてやって来た。カミーユの父イヴォンは、“よそ者”に嫌悪感を抱きながらもアントワーヌと働き始める。
ケルト人の結束が固い地域になかなかなじむことが出来ないアントワーヌをイヴォンの妻マベが気にかけるようになる…。
製作年度 2004年
製作国 フランス
上映時間 104分
監督 フィリップ・リオレ
脚本 フィリップ・リオレ 、エマニュエル・クールコル 、クリスチャン・シニジェ 、クロード・ファラルド
音楽 ニコラ・ピオヴァーニ
出演 サンドリーヌ・ボネール 、フィリップ・トレトン 、グレゴリ・デランジェール 、エミリー・ドゥケンヌ 、マルティーヌ・サルセイ
TAKESHIS’
はっきり言って、よく分からん。天才の頭の中は、理解できません。
本人曰く、やりたいことやってみましたと実験的映画のようでそれがうまく行ったのか行かなかったのかはよくわかりませんでした。
素人にはなにをどのようにやったのかさえよく分からないので、感想の持ちようがないのだけは確か。久しぶりにたけしの映画を観たので楽しみたいのですが、この映画を“さすが天才たけし、今までの作品で一番の出来”、“溢れんばかりの才能を惜しみなく発揮した秀作”なんておっしゃる方が要らしたら、事細かく説明していただいて、この映画を理解したい。どなたかいらっしゃいませんか?
他人様のブログを覗いているとこれは理解するのではなく、見て楽しむ、たけしを感じろということでした。ハイ、わかりました
たけしの誰でもピカソに出てこられた方が多いようで、観ていて、誰ピカの延長のように見えました。
たけしさんは、銃をぶっ放すのが好きですね。
あんなに撃っても故障しないし、銃身は溶けないしすごいな。そういう銃は、滅多にないのではないかな。きっとないだろう。
話の内容がよく分からず、最後まで夢の中にいたような気持ちで映画は終了した。なんとも不思議な映画でした。
評価:理解不能
(ストーリー)
役者を目指し、コンビニで働く中年男の北野は、背格好が同じのビートたけしと出会い、自分の内面に隠されたなにかが弾けた事に気づき、夢と現実の世界を交錯してしまうようになる・・・。
製作年度 2005年
製作国 日本
上映時間 107分
監督 北野武
脚本 北野武
音楽 NAGI
出演 ビートたけし 、京野ことみ 、岸本加世子 、大杉漣 、寺島進
ドア・イン・ザ・フロア
なんか難しい。
相手の気持ちをわかっていそうでいなかったり、こんな気持ちもわからないのかと思えば、意外や一番の理解者だったりする。
なんとも不思議な関係だ。
この作品では、夫婦の関係のあり方や心の移ろいを現代アメリカ文学の大家ジョン・アービングが繊細に描いている。
マリアンが浮気を繰り返す夫と別れないのはなぜかと聞かれた時、”私のことを理解するのはあの人しかいないの”なんとも奥が深いセリフだ。
わからないようでなんとなくその気持ちがわかる。自分を守ろうとする意識なのだろうか。それとも、新しく自分の居場所を探す勇気がなく、満足できないが今の状況は甘受するということなのだろうか夫婦の微妙な関係だ。
奥が深いといえば、題名になっている。ドア・イン・ザ・フロア。
床に扉(地下室とか収納は)はないが、この映画の中では、恐怖間、異次元世界への扉、外界への扉、未知なる世界への扉、自分の殻から脱出する扉という意味に感じました。
劇中のセリフで男の胎児場合は、ヴァギナへの出口という意味を持つというのには驚いた。
新しい自分を見つける・夫婦間の新しい関係を築く時は、床のドアを開けて、恐怖や柵を乗り越え、挑戦せよとメッセージがこめられていたように感じた。
この監督は映画初監督でこのような映画を作ってしまうことに凄さを感じるし、ジョン・アービングも認めたという話である。
また、脚本も洒落たセリフが多く、観ていてとても気持ち良い。
カットがとても綺麗でした。
評価:★★★★
(ストーリー)
作家のテッドと妻のマリアンは、不幸な事故をきっかけに関係が冷めていく、そこにテッドの助手として高校生のエディが手伝いにやってくる。エディの存在は、テッドとマリアンの関係を変えていくことになる。
製作年度 2004年
製作国 アメリカ
上映時間 112分
監督 トッド・ウィリアムズ
製作総指揮 エイミー・カウフマン 、ロジャー・マリノ
原作 ジョン・アーヴィング
脚本 トッド・ウィリアムズ
音楽 マーセロ・ザーヴォス
出演 ジェフ・ブリッジス 、キム・ベイシンガー 、ジョン・フォスター 、ミミ・ロジャース 、エル・ファニング
デッドライン
タイ映画もがんばってますという意気込みが伝わってきます。
荒削りではありますが、これから資本の問題をクリアしていけば、日本映画を脅かす存在になるのは間違いなさそうだ。
東京国際映画祭でアジアの映画について、会議があったようですが、効率良く映画を撮影することための情報交換やロケ地などの選択方法や各国の法体系など意見交換が行われたそうです。
韓国やタイなど日本では考えられないほどの火薬を使い迫力あるシーンを撮影する。沢山使えば良いというわけではないが、多いほうが盛り上がるのは確かだ。
意外や日本も派手に火薬を使うシーンはこれから海外でというのが主流になるかも。
さて映画ですが、タイに金融危機をもとにフィクションで構成されたこの映画ですが、良く調べて考えてあると思った。タイの政治や経済の当時状況が良くわかった。
映画テンポもくだらない笑いや小細工なしに緊迫した面持ちでシリアスなアクションに徹している。演出や撮影技術など荒いところはあるが、それなりに楽しめる。
最後のこれでもかという銃撃戦は街中で良く撮影出来たなとタイ政府の懐の深さを思い知る。
マッハやアタックナンバーハーフなど出来が良く興行的に見込めるタイ映画が、これから増えてきそうな予感がする。
評価:★★★
(ストーリー)
金融危機に陥ったタイでは、ようやくIMFからの借入金を返すめどがついたが、反体制派はこれを阻止しようと特殊部隊出身のナウィンを実行部隊のリーダーにして、返済を遅らそうとするがその企みを知ったタイ警察のパコンは、大捜査網を敷き、これを阻止しようとするが・・・。
製作年度 2004年
製作国 タイ
上映時間 94分
監督 タニット・チッタヌクン
製作総指揮 ソムサック・デーチャラタナプラスート
脚本 タイガーチーム
出演 チャッチャイ・ブレンパーニット 、アムポーン・ラムプーン
ドミノ
トニー・スコットの作品は、単純であまり好きではないのですが、今回は、監督がドミノ本人と10年来の知り合いということで一人の女を積極的に描いたところにぐっと来ました。
しかし、難しい商売ということとある事件に焦点を当てているがその事件にテレビスターが巻き込まれていること、マフィアやFBIいろんな関係者がまだ、ぴんぴんしているのでもっと描きたいことはあったのだろうけど、詳しいことまではどうも描かれていないので残念だ。
まだ余り時間が経過していない、実話を元にするところをみるとハリウッドのネタ切れ感は否めない。
多少の脚色はあるにせよ実在の人物が主人公になっている物語はとても好きである。おまけに映画の完成目前に自宅で謎の死を遂げている所が、また、興味をそそる。エンドクレジットにキャストが一人づつ登場して、最後にドミノ本人が五厘カットで渋く登場する。なかなか、味な演出だ。
トニー・スコットのスピード感ある演出と臨場感溢れるカメラワークに音楽が雰囲気を盛り立て、観客に息をつく暇を与えない。いつものスタイルとわかっているのだが、ついつい観てしまうが、この感じは、時間軸の扱い方とカットインのさせ方は、ガイ・リッチーの“スナッチ”っぽく好きです。
キーラ・ナイトレイも役に惚れ込んだ様で、髪をショートにして、気合の入った演技を見せる。長いブランクから抜け出たようなミッキー・ロークは、やっぱりこういう役柄がよく似合う。
ルーシー・リューの起用の仕方もとてもうまい。
劇中にビバ・ヒルの特番がテレビに映し出されており、自分の見た番組が映し出されるとなんかうれしくなるのですが、大人気番組の二人が辿る顛末は、おぞましいものでした。
バウンティハンターに同行して取材する番組なんて、さすがアメリカ何でもありだ。しかも、ビバヒル高校・青春白書のアイアンとブライアンがレポーターで事件に巻き込まれていく様はほんとに間抜けだった。レポーターも全く持って命がけである。
砂漠の中で、助けられた時のアイアンの格好がTシャツにブリーフパンツの格好がなんとも情けなかった。そして、タワーのエレベーターに乗せられ開放された時は、スターと言えども人の子なんだと思った。
低迷していた同行取材番組の起死回生を図るため、キャスティングされたと思う、テレビで絶大な人気を誇っていた二人だったが、フレンズやセックス・アンド・ザ・シティに食われていたから、彼らの起死回生も考えていたのでしょう。
ビバ・ヒルは飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、ブレンダ役のシャナン・ドハーティはわがままし放題と番組関係者との不倫で降板、ブランドン役のジェーソン・プリーストリー(は飲酒運転で事故を起こし、生死を彷徨って、生還したら後、厚生施設入り、番組は続いていたもの、視聴率は低迷し、あえなく終了。おまけにこの事件。この中で明るいと話と言えば、番組終盤のアイアンの恋人役ヒラリー・スワンクがミリオンダラーベイビーで主演女優賞を受けたことくらいか。
そんな背景があるのでついつい引き込まれてしまいましたが、この映画どこまでがホントなんだろうか。
最近、日本でも指名手配犯に懸賞金が付けられるようになったが賞金稼ぎという人たちはまだ、存在しない。アメリカとちょっと趣旨が違うし、拳銃も持てないから無理に捕まえにいってやられてしまったらことだし、日本の場合は、理由付けられて、意外と懸賞金ケチられそうで安心できない。
賞金稼ぎという職業の名称が良くないのではないか、身柄の拘束を必要とする被疑者を在宅で捜査に応じることや裁判に出廷することを約束して、保釈金を払ったり、保釈金立替業者に借りて払って、保釈される。その約束を反故にした奴らを収監させたり、出廷させるのであるから、収監執行人か強制出廷人とでもしたほうがいいのではないかといつも思う。
ちょっと過剰な演出とくさい演技は多いがトニー・スコットらしいスカッとする映画でした。
評価:★★★☆
(ストーリー)
名優ローレンス・ハーヴィーとトップモデルであったポーリーンの間に娘として、生まれたドミノ・ハーヴィー。大手モデルエージェント“フォード”に所属するがモデル生活が退屈なことと母の決めた人生を生きることに不満であり、自分を活かす仕事を探す。そこで、ドミノの興味を引いたのが賞金稼ぎだった。そして伝説の賞金稼ぎと出会うのだが…。
製作年度 2005年
製作国 アメリカ/フランス
上映時間 127分
監督 トニー・スコット
製作総指揮 リサ・エルジー 、トビー・エメリッヒ 、ヴィクター・ハディダ 、バリー・ウォルドマン
脚本 リチャード・ケリー
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演 キーラ・ナイトレイ 、ミッキー・ローク 、ルーシー・リュー 、クリストファー・ウォーケン 、ミーナ・スヴァーリ
ティム・バートンのコープスブライド
この手の映画は、期待するとハズレるし、予備知識なしに期待しないで行くと結構、面白かったりする。
この映画は、後者です。期待しないで行くと意外と面白いと思うかもしれません。
触込みは、コメディータッチのホラーアニメということですが、ホラーという言葉が当てはまるのかどうか。どちらかというとホラータッチのコメディーアニメという感じです。
現世に婚約者がいるにもかかわらず、ちょっとした事から死体に結婚の宣誓をしてしまうことから話が始まる。ストーリーは単純で最後はもちろんハッピーエンドなのですが、登場するキャラクターがなかなか面白い奴ばかりで楽しめる。
ボージャングルスをパロッたボーンジャングルス、骨だけなのに仕草が可愛いビクターの元飼い犬のスクラップスなど見ているだけでも笑えるキャラクターだ。
全編をティム・バートンが得意とするストップモーション・アニメなのでとても画が綺麗で細部にまでこだわっている。
結婚予行の宣誓のシーンでロウソクからロウソクに火を移す時、ロウソクを斜めにした分、ロウソクの先端部分もちゃんと斜めに解けていた所は、なかなか芸が細かい。
モノトーンの世界なのですがとても綺麗に見えてくるのでティムの凄さを感じる。
主人公は現世と来世を行きかうのですが、あの世で生きた人間がいるという感覚はあまりよく分からなかったが、現世に幽霊が来るという感覚なのだろうか、少し疑問に思ったが大した問題ではないな。
家族で楽しめる、ちっとも怖くないホラーアニメです。
評価:★★★
(ストーリー)
魚の缶詰業で大儲けをした商人の息子、ビクターは、親の政略により、貧乏貴族の令嬢ビクトリアと結婚するはめになるが、ビクターは結婚に乗り気ではない。結婚の予行で宣誓をうまく言えず、牧師に練習するように言われ、一人練習するのであるが、そこは、墓場。ちょっとした弾みでビクターは、死体に結婚の宣誓をしてしまう。
製作年度 2005年
製作国 イギリス
上映時間 77分
監督 ティム・バートン 、マイク・ジョンソン
製作総指揮 ジェフリー・オーバック 、ジョー・ランフト
脚本 パメラ・ペトラー 、キャロライン・トンプソン 、ジョン・オーガスト
音楽 ダニー・エルフマン
出演 ジョニー・デップ 、ヘレナ・ボナム=カーター 、エミリー・ワトソン 、トレイシー・ウルマン 、ポール・ホワイトハウス
誰(た)がために
そんなことが重いテーマの一つになっている。
法によって守られている犯罪を犯した少年は、更正期間が過ぎれば、のうのうと社会で暮らすことになるが少年の親族や被害者家族は、いつまでも悪夢を背負うことになる。
犯罪少年の更正も大事だが、被害者家族の救済の方がもっと大事だと思う。
少年審判は、非公開であり、被害者の名前は全国放送されるが、被疑者の氏名は一生知り得ることはない。とても不公平だ。
意味もなく人を殺す少年。理由はないがよく調べてみると、“ただ人を殺してみたかった”、“人は死んだらどうなるのか見てみたかった”そんな理由で人を殺してしまう少年たちが、実在するのは確かである。
監督は、そのような少年たちに興味を持ち、身内を殺され残されたものの悲しみや憎しみを描いている。
結末は、観客が考える終わり方であるが、少年犯罪を減らすために社会が変わらなければならないし、一人一人の心の持ち方が重要なのだと考えさせられた。
矢野顕子さんのピアノが心に響いた。
評価:★★★★
(ストーリー)
母と二人で写真館を営む民郎は、幼馴染の妹マリの友達である亜弥子と結婚する。ある日、亜弥子は、通りすがりの少年に理由もなく首を絞められ、お腹の子供とともに死んでしまう。やり切れない民郎は、その少年に復讐を考えるのであるが・・・。
製作年度 2005年
製作国 日本
上映時間 97分
監督 日向寺太郎
脚本 加藤正人
音楽 矢野顕子
出演 浅野忠信 、エリカ 、池脇千鶴 、小池徹平 、宮下順子
トゥルーへの手紙
カメラマンだけあって、カメラワークはとてもいい。海に夕日が映えるシーンがよかった。音楽もジャズを主体に心地よかった。
が、写真、テレビ番組や映画の引用が多く、いったい何の映画を観ているのかわからなかった。
だから、メッセージがはっきり伝わらなかったです。
反戦なのか、自由平等なのか、人種の無差別なのか、動物大好きなだけなのか、この人はなにを強調したかったのかよく分からん。
しかも、平和って、いったいどんな定義なのか考えさせられた。
この映画から感じたのは、白人中心の資本主義で平和な世界を構築したい。戦争は嫌だけど、白人の平和を投げ出してまで、平和は掴みたくないので黒人や低所得層に戦争をしてもらって、目障りなアジア人とアラブ人を黙らしてもらいたい。
ほかの人種がアメリカに違法入国する暴力的な行為は嫌だけど、白人の文化は大切に守りたい。
黒人が力を持ったり、暴れたりしたら困るので適度にガス抜きをさせている。
取りあえず、戦争が始まったら、イマジンを歌っておけば、反戦っていうポーズを取れる。
そんな臭いがぷんぷんする映画だった。
おまけに反戦メッセージを犬に託していた。納得いかない。
このお方の平和を実現するとどこかの人たちが不幸になるような気がします。
戦争の道具に動物を使うのも嫌いだが、物も言えない、考え方もしっかりとしていない子供や動物を使って、反戦メッセージを送るというものどうかと思う。
さらに、犬が好きなのは良くわかった、いい映像だということも理解しますが、どうみても他人の子供が運動会に出たビデオを見せられているようで、飽き飽きでした。
平和って一体なんだろう
評価:★★ いい映像がたまに出てくるのが救いでした。
(ストーリー)
9.11同時多発テロをニューヨークの自宅近くで経験して以来、人生観が変わったブルース・ウェバーが綴る平和へのシネ・エッセイ
製作年度 2004年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 78分
監督 ブルース・ウェバー
製作総指揮 ナン・ブッシュ
脚本 ブルース・ウェバー
出演 ダーク・ボガード 、エリザベス・テイラー
ドーン・オブ・ザ・デッド

ゾンビって、走るのあんな速かったっけ?
アメリカに上陸したゴジラも素早かったもんね。リメイクだからいいのか。
ジョージ・A・ロメオ監督の“ゾンビ”のリメイク版という話でしたが、どちらかというとオリジナルの勝ちだな。
ホラーものは基本的に観ないのですが、“ゾンビ”だけは、よく出来ていたのでとても気に入っていたのですが、ちょっとね、どれを比べても物足りないというのが印象でした。
出だしは結構、よかったんですけど、ビックリ度、スプラッター度、迫力、アレンジ度などなど、オリジナルにはかなわないな。でも、ロメオさんが加わっているんだからもっとどうにかしてもらいたかった気もしますが、期待しただけにちょっと残念。
面白かったのは、ショッピングモールの斜向いの鉄砲屋さんが屋上に取り残されていて、ゾンビ撃ちゲームをしたり、チェスをしたりする所は中々のアイディアだと思った。
後、目障りなのが、サアブリミナルもどきの画面挿入がありすぎではっきり言って、うざかった。
評価:★★ やっぱりオリジナルがいい
(ストーリー)
一度死んだ者がゾンビとなって生き返り、生きている者たちを次々と襲っていく。生き残った一部の者たちが、ショッピングモールに立てこもり、生死を賭けて、ゾンビたちと対決していくが・・・。
監督 ザック・スナイダー
出演 サラ・ポーリー 、ヴィング・レームズ 、ジェイク・ウェバー 、メキー・ファイファー 、タイ・バーレル
ターネーション
薬におぼれて、自傷行為の場面は鳥肌が立つほど、恐ろしい。
”神様は、生まれてくるものにすべてを見せる。天国や地獄、様々な出来事をすべて見せるが、それを見ていた天使が、生まれたときからそんな記憶を持っていることは、辛いことだと思い、鼻の下にタッチして、記憶を消した。その代わり、人間には鼻の下にくぼみができた。”
なるほどな。とても印象に残ったセリフであった。
自伝映画みたいだけど、この人は、編集がとてもうまいし、センスある。確かに自分のことを客観的に捕らえてしまう病気だけに第3者が、写して、編集したみたいなところがとても新鮮です。
評価:★★★
(ストーリー)
精神病を患う母親から生まれ、里親から虐待を受けたり、ゲイにハマッたり、薬におぼれながら、育っていったジョナサン(ジョナサン・カウエット)は、幼少のころから映画に興味を覚え、11歳のころから撮り貯めていた自分自身についてのフィルムを、過去、母親、父親、虐待などを赤裸々に綴ったドキュメンタリー作品にまとめることを思いつく。
監督 ジョナサン・カウエット
製作総指揮 ガス・ヴァン・サント 、ジョン・キャメロン・ミッチェル 、ヴァネッサ・アルテアーガ 、ライアン・ワーナー
脚本 ジョナサン・カウエット
出演 ジョナサン・カウエット
ドルフィン・グライド
この監督の映像は、すばらしい。水中撮影の技術開発やアイディアはとても凄いと思う。サーファーであり、海を愛し、自然を愛し、生命を守る。
僕もサーファーで、ダイビングもするし、海も愛しています。スープの下側、イルカの目線の映像は確かにあなたしか撮れません。この映像は、実にすばらしいと思うのですが・・・。
でも、ちょっと自己満が過ぎると思うのです。いい映像だからといって、あんなに長く見せられるといい映像でもくど過ぎる。5分で十分だ。
グリノーさんの境地にまで達していないので僕には高尚過ぎます。正直、ホワイトウォーター10分間や同じカットと思われる映像はちょっと辛かった。
クリスタル・ボイジャーの時もそうだったのですが、初のチューブ内の映像ということで23分間、ずっとチューブ三昧でピンクフロイド聴かされてるのと比べたら、ちょっとましかも。
メイキングの方がとても興味が沸いた。水中撮影の方法、編集方法、一人でこつこつと10年間撮り貯めたフィルムは貴重なものばかりだ。
水中からの撮影はどうやっているのか疑問だった。
メキシコのラ・パスでジンベイザメを水中から撮影しようとスキンダイビングしました。水面から見ているとジンベイザメはとてもゆっくり泳いでいるので、簡単に追いつくだろうと思ったら、ジンベイザメの速いこと速いこと。
思いっきり、フィンキックして、やっと追いついた。そんな事を思っていたのでイルカをどうやって追っかけて取ったのかと思っていたら、ボートから撮っていたとは想像もつきませんでした。
評価:不能
(ストーリー)
サーファーであり、水中撮影の先駆者ジョージ・グリノーが10年かけて、イルカの撮影に挑んだドキュメンタリー映画
監督 ジョージ・グリノー
Free 海洋写真家高砂淳二氏のイルカ写真集より
暑い夏、イルカで癒されてください
チーム★アメリカ ワールドポリス
とってもお下劣なパペット映画
マイナーな監督が、メジャーな俳優、監督に対する僻みと嫉みが映画のはじめから、終わりまで続くのにはちょっとうんざりだし、反米色がイマイチはっきり伝わらないところがまた悲しい。アメリカ好きなんだけど今のアメリカは嫌いなんだろうな。
トレイ・パーカーは、全米俳優協会とマイケル・ベイとめちゃくちゃ仲が悪いのはわかった。
ここまで見せつけられるとなんか可哀相になった。確かにわかったことは、この人は、左翼じゃなくて、古きよき時代のアメリカが好きなんじゃないかな。
50年代・60年代のアメリカが好きなんじゃないだろか。タバコも吸い放題、肉だって食べ放題、ガソリン撒き散らして走る車が好き、経済・軍事で世界No.1のアメリカが好き、だけど、批判されるのは嫌いなんだろなと考えてしまった。
アレックボールド・ウィンを中心とした俳優協会の人たちが、偽善者として、おちょくられてましたが、このセレブたちは、確かにそういうところがある。
京都議定書に反対する政府に対抗して、レクサスのエコカーを乗り回し、ベジタリアンで豆腐好き、ヨガもやって、タバコは吸わない、タバコを吸う人は低俗な人間とレッテルを貼り付ける、何でもかんでも政府のやることには反対反対!共和党に反対したい人たちでしかも左っぽい。
なんでも政府に反対すればいいのか、かっこいいのか。そういうことはロックミュージシャンが似合うけど、俳優はどうもぴんと来ない。
トレイはそんな彼らが嫌いなのね。
マイケル・ベイもやられてましたね。いい映画もあると思う。ザ・ロックとアイランドは好きだけど、アルマゲドンとパールハーバーはどう考えても駄作です。パールハーバーなんて金損した。
これはトレイ・パーカーの言うとおりだ。
あんたは偉い。
歌の歌詞の中にありましたが、“どうして、映画をとり続けられるの?お金はどうしているの”なんて歌詞がありましたが、ほんとどっから調達してくるのか聞いてみたいです。
この映画、ハリウッドに懐疑的な人にはうってつけですが、俳優協会に所属している人のファンだったらちょっと怒るかも、あとマイケル・ベイのファンの人も、そうそうあと、マット・デイモンのファンの人も・・・。
映画のほうですが、パペットをあそこまで使いこなすとは、とてもすごいと思った。サンダーバードよりすごい。
ラブシーンも全裸で挑み、発想も面白い。
でもストーリー展開が、ハリウッドの王道なので最大に皮肉なんだろうな。
戦闘シーンでパペットが死ぬ場面は、サウスパークを彷彿とさせるのですが、どうして、パペットでこの映画を撮らなければならなかったのだろうか。
サウスパークのようにアニメのほうがよかったかもよ
声優の2/3と歌がトレイ・パーカーなのがとても笑えました。
評価:★★☆ 体制に巻かれることがなかった人が映画を作るとこうなりました。
(ストーリー)
世界の安全を守るためなら、どこにでも駆けつけるチーム★アメリカは、命をかけて、テロリストたちと戦い続けるが、テロをやっつける代わりに街中を破壊し、賞賛も浴びるが非難も浴びる。
テロリストが世界中で多発するが、テロを操る悪の張本人が姿を現すが・・・。
監督 トレイ・パーカー
製作総指揮 スコット・アヴァーサノ 、アン・ガレフィーノ 、スコット・ルーディン
脚本 トレイ・パーカー 、マット・ストーン 、パム・ブラディ
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演 トレイ・パーカー 、マット・ストーン 、クリステン・ミラー 、フィル・ヘンドリー 、モーリス・ラマルシュ
Dear フランキー

パッと題を見て、少年が寂しい思いをしながらも、逞しく育っていく話しかななんて思っていたら、奥さん、あんたが主人公じゃないですか。
観ていてなんか変だなと思っていたら、心理描写やストーリー展開のフォーカスが奥さん中心でした。この発想は、結構面白いかも知れませんね。
この映画には、たくさんのソースがありますね。
家庭内暴力、聴覚障害、夫婦別居、母子家庭などなど、いいとか悪いというのではなく、淡々と描いていく所に、興味を覚えました。
DVというのは世界中で問題になっていて、解決するには多くの課題がありそうなことを思い知らされるような気がした。
この映画に出てくる息子は難聴という設定なんですが、実に賢くて、明るくて、強い性格だ。惚れ惚れする。でも、ちょっと、強すぎるかな。しかし、同じ境遇の人には、勇気を与えていたようにも思う。
観客の中で、手話をする人たちが非常にたくさんいました。映画を観ている時でも隣同士でヤンや、ヤンや手話で会話されていて、こういう映画の楽しみ方もあるんだなと新たな発見でした。
今回、渋ーい役どころのジェラルド・バトラーは、いい演技でしたね。オペラ座の怪人のずっこけを挽回した感じです。歌も無かったですし、安心して観ていられます。
映画の中での食生活なのですが、毎回、フィッシュ&チップスばかりで、やっぱりイギリス人は毎日、これかいと思ってしまいました。
評価:★★★★ ジェラルドは歌わないほうがGood!
(ストーリー)
息子と母と3人暮らしをするリジーは、薄給ながらも息子と母を養い、細々と生活をしている。夫とは離婚して、息子に寂しい思いをさせないために、父はアクラ号の船員だと嘘をついて、父を装い、息子に手紙を書いていた。
ある日、リジーたちが住む町にアクラ号がやってくることに・・・。
監督 ショーナ・オーバック
出演 エミリー・モーティマー 、ジャック・マケルホーン 、メアリー・リガンズ 、ジェラルド・バトラー 、シャロン・スモール
熱帯魚大図鑑―決定版
これで、あなたもフランキーの気分に浸れます
電車男

キタ------------(゜∀゜)--------!!!
時間つぶしに観たのですが素直に面白かったです。
電車くんはもともと勇気のある人だったのできっかけがなかったようなきがします。出会いというのは面白いですね。いろんなところに隠れている。しかし、見過ごしてしまっているのでなかなか気づかないのだと思う。もったいない。
ネット掲示板はとかく誹謗中傷や嫌がらせ、デマなどなど悪いイメージが先行しておりましたが、しかし、電車男はネット掲示板のいい面なんだろうな。ある意味こういう使い方が当初の目的なのかもしれないな。
僕が注目したのは、掲示板が本になり、映像化したというところです。特にオタク3人組の投稿だ。
よく掲示板には、軍隊っぽいカキコがある。例えば、”攻撃準備完了セリ、前進します”、”援護射撃中、攻撃続行せよ”なんて文句が映像化するとあんな感じなんだなと感心した。
これからそう言った類の投稿はこういう情景を思い起こしてしまうことだろう。
引きこもりが勇気を持って、外に出たり、冷めた夫婦生活に終止符を打ったりなど、ネットの掲示板をきっかけに勇気、情熱、友情や愛を分かちあう現代社会のそのものなんだな。
これだけヒットしたのは、社会の流れ、そのもので誰もが不安を抱いて、どこかに救いや愛を求めているのだろうなと思ってしまった。
ひとつの出会いにいろんなテーマを盛り込んでコンパクトに表現した監督。うまい。
しかし、エンディングの番宣は、バックトザフューチャー2で3を宣伝したときのようにすごいと思いましたが、ちょっと興ざめでしたね。
評価:★★★★ あのエルメスのペアカップっていくらなんだうろ?
(ストーリー)
電車内で酔っ払いに絡まれる女性(中谷美紀)をアキバ系アニオタ青年、電車男(山田孝之)が助けたことにより、知り合う。電車男は女性に引かれていくが、彼女いない暦22年、どうやって、告白したり、付き合っていいかわからない。そこで電車男は、インターネットの掲示板に助けを求めることに
監督 村上正典
原作 中野独人
脚本 金子ありさ
音楽 服部隆之
出演 山田孝之 、中谷美紀 、国仲涼子 、瑛太 、佐々木蔵之介
電車男
書籍として、ネットの板を再現しているところがすごい。
映画電車男オフィシャル・ビジュアルブック
さらに映画を楽しむために、映画の余韻に浸りたい方はこちら
つばさ
この当時の映画にしては非常に完成度が高い。
合成あり、大爆破ありとこの頃からハリウッドはこんなことをしていたのかと思うとやはり映画大国と思わざるを得ない。すごい。スタントという概念があったかどうかわからないがアクションは今の映画より派手であり、CGフル活用のインチキ映画より見応えがある。命がいくつあっても持たないよなというのが正直な思いである。
空中戦が大迫力でこんなにシーンをどうやって撮ったのと疑問が浮かぶが、いろんなアイディアで挑戦していたんだなと思うと先人たちの努力に頭が上がらない。
この時代の映画というとどうしても戦争モノが多いように感じる。しかし、正面から反戦を謳えないので命の大切さなどを通じ、戦争の悲惨さを訴えているように思う。
この映画には若き日のゲイリー・クーパーがホンのすこし顔を出しているが、とても渋い役である。そのとき、ハーシーズのチョコレートを齧っていたのですがこのチョコがアーモンド入りのもので日本ではあまりお目にかかれないものだなと思って、ちょっと興味を引いた。
戦争とは何か、友情とは何か、愛とは何かという問題を第1次大戦を通して、ハリウッド流に作り上げてます。やや長めですが最後まで飽きずに観れる作品です。製作年が古いのでやや手に入りにくいのが難点かな。
お気に入り度:★★★★
(ストーリー)
中西部の普通の家庭に育ったジャックは、町の富豪の娘シルビアに恋をしているが、シルビアには名家の御曹司のデビッドと恋仲である。そんなことを知らないジャックは、隣家のメアリーがジャックに対する思いを受け止められず、シルビアに思いを告げる。そして、アメリカは世界大戦に参戦し、ジャックとデビッドはヨーロッパ戦線の同じ飛行隊に入隊する。
入隊時の訓練の格闘技において、二人は本気で殴りあい会ったことをきっかけに親友となる。そんな折、メアリーがジャックを追って、女性自動車部隊に入隊し、同じヨーロッパ戦線へやってくるのであるが・・・。
1927年製作
監督 ウィリアム・A・ウェルマン
出演 クララ・ボウ、 チャールズ・“バディ”・ロジャース、 リチャード・アーレン、 ゲイリー・クーパー、 エル・ブレンデル、 ジョビナ・ラルストン、 アルレット・マルシャル
第1回アカデミー賞作品賞、技術効果賞
作品をご覧になりたい方はこちらつばさ
大統領の理髪師
秀作である。
韓国版「フォレスト・ガンプ」と言えましょう。笑いと涙を誘うところは計算されているのがわかるがそれにまたうまく乗ってしまう。混乱期の韓国の問題を庶民感覚で絶妙に表現されている。
物語は、朝鮮戦争後の混乱期の韓国を題材にしているのですが北朝鮮は出てきても、日本やアメリカというものがほとんど出てこないことがまた面白い。庶民生活には、政治なんて全然と言うくらい関係無かった。が、その庶民が政治に首を突っ込むと大変な目に遭うというお話。
この映画を観て、韓国の映画は、ハリウッドのパクリ(例えば、本作は「フォレスト・ガンプ」、「ブラザーフッド」は「プライベート・ライアン」など(スピルバーグが多いな))はあるもののうまくまとめて、一概には言えないが、パクられ映画よりうまく出来ていることに映画の技術向上を感じた。
日本は、Jホラーやジャパニメーションで時代を築いたかに思えるが、陰りも差し始めているため、大作で世界に通用するものをぜひ、もう一度、作り出してもらいたいものだ。
韓国映画がここまで向上出来たのかを僕なりに考えた。大きくは二つあるだろう。
韓国では、国策として、映画館は、年間で国内映画を半数以上上映しなければならいという重い規則がある。
もうひとつは、外国映画を多く、上映できないのでいい外国映画のパクリをしても韓国国民はあまり気づかない。(韓国風パクリ。)いい例は、日本の文化が開放される以前は日本の映画や歌は公開されないことをいいことに売れると思った作品を思いっきりパクっていかにも韓国で作りましたという風にやってましたね。最近は、食料品や菓子がそのターゲットになっているらしい。
自国の文化を守るための政策がうまく機能した証しだと思う。
評価:★★★★★
大統領の理髪師を楽しむための映画に出てくるトピックスと簡単な韓国史を頭に入れておくと10倍は楽しめます。
1950/06/25,昭和25/06/25
この日未明、朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国の境界線・北緯38度線で、両国軍隊が衝突す、北朝鮮は韓国に宣戦を布告する(朝鮮戦争が始る)。
1953/07/27,昭和28/07/27
板門店で、朝鮮戦争休戦協定が調印される。朝鮮戦争が終結する。
1954/11/29,昭和29/11/29
韓国で、大統領終身制への「四捨五入改憲」を強行する。
1960/03/15,昭和35/03/15
韓国で選挙が行われるが、不正選挙の疑いが濃く、李承晩の独裁に対する不満が高まる。
1960/03/16,昭和35/03/16
韓国で李承晩が大統領に再選される。
1960/04/19,昭和35/04/19
韓国、李承晩退陣要求の学生デモが暴動化し、警察が実弾射撃で鎮圧しようとする。戒厳令が出る(4.19学生革命)。
1961/05/16,昭和36/05/16
韓国で朴正煕の軍事クーデターが起り、反共・親米を宣言する。
1963/12/17,昭和38/12/17
朴正煕(パク・チョンヒ)が韓国大統領に就任する。
1965/01/08,昭和40/01/08
韓国政府が、南ベトナム派兵を発表する。
1968/01/21,昭和43/01/21
韓国の青瓦台が、朴正煕大統領暗殺を狙った北朝鮮の工作員に襲撃される。
1971/04/28,昭和46/04/28
韓国大統領選挙で、朴正煕(54)が金大中に辛勝し3選をはたす。
1971/12/06,昭和46/12/06
韓国で朴大統領が国家非常事態宣言を発表する
1979/10/26,昭和54/10/26
朴正煕(Bak Chong-hi)大統領がKCIA部長の金載圭に射殺される。62歳(誕生:1917/09/30)。韓国大統領。
1980/08/27,昭和55/08/27
韓国で全斗煥(チョン・ドファン)が大統領に選出される。
(データ引用:歴史データベース on the web)
(ストーリー)
大統領官邸のある町、孝子洞で床屋を営むソン・ハンモは、妻と息子のナガンと平和に暮らしていた。しかし、突然新大統領の専属理髪師に任命されることになったが…。
監督 イム・チャンサン
出演 ソン・ガンホ 、ムン・ソリ 、リュ・スンス 、イ・ジェウン 、ソ・ビョンホ
タッチ・オブ・スパイス
単なるグルメ・料理の映画と思って観たらビックリすると思う。僕がそうでした。
大好きなおじいちゃんからスパイスの効能と天文学を学ぶ。なんかニューシネマパラダイスに似ているような…。
この映画を観てスパイスと天文学の奥深さを知る。その奥深さは、人間関係、政治、宗教に大きく影響するんだと再認識した。
陸続きではない日本にいると国境という意識を持ち辛い、ましてや土地や宗教を守るために戦争や民族浄化を行うなんて想像は容易でない。平和な日本に生まれたんだと実感する。
宗教や政治のために家族や愛する人と別れる悲惨な出来事だ。そういうことを乗越えて人間は強くなっていくのだろう。
評価:★★★★☆
(ストーリー)
大好きなおじいちゃんからスパイスの効能と天文学について教わるファニスは、トルコとギリシャの争いのため、おじいちゃんと可愛い彼女をコンスタンティノーブルに残し、アテネに両親とともに強制退去させられる。
監督 タソス・ブルメティス
出演 ジョージ・コラフェイス 、タソス・バンディス 、マルコス・オッセ 、バサク・コクルカヤ 、イエロクリス・ミハイリディス
トニー滝谷
村上春樹原作の映画化は1988年の「森の向こう側」以来になると思う。
光と風を大事にうまく表現し、原作に忠実な映像化だった。映画というよりは映像詩を観ているようで村上春樹ワールドが炸裂している。村上春樹の作品を映像にするということは実に難しいだから、こんなにうまくできてる作品を観るととてもうれしく思える。
この作品について、残念なことがある。映画の中で、面接にやってくる斉藤久子が、死んだ奥さんと同じ役の宮沢りえだったのですが別な女優を使ったほうがよかったと思う。
どうしてもダブりすぎて、「姿格好は死んだ奥さんにそっくりだけど、実は別人なんです」という感じがあまり伝わってこないのが残念でした。
それと「買い物をする妻は豹変する」というト書きがあると思うが買い物のシーンで豹変していなかったのがショックでした結構楽しみにしていたのに・・・。
反対にイッセー尾形の演技力は鳥肌のものでした。
このストーリーなら、舞台でも十分に見ごたえあるなと感じながら鑑賞していました。
村上春樹ファンであることと映像がきれいだったのと宮沢りえの足首が素敵だったので評価はこんな感じ(ちょっと甘め)。それと村上春樹が好きでない人にはたぶん退屈な映画となるでしょう。
評価:★★★★☆
(ストーリー)
戦後の混乱期に母は生まれて3日後に他界し、ジャズミュージシャンの父に育てられたトニー滝谷。彼は、無機質な絵を得意とし、美大を卒業し、イラストレーターとなる。デザイン会社に就職、そして独立。しかし、彼は孤独だった。そんなある日、出版社の小沼英子と出会う。そして・・・。
第57回ロカルノ国際映画祭・審査員特別賞、国際批評家連盟賞、ヤング審査員賞受賞作品
ロカルノ映画祭のオフィシャルサイトはこちら
トニー滝谷のオフィシャルサイトはこちら

レキシントンの幽霊
「トニー滝谷」が収められている村上春樹「レキシントンの幽霊」
風の歌を聴け村上春樹のデビュー作にして初の映画化はこの作品
東京タワー
(C)2005 東京タワー製作委員会
ストーリーはともかく映像がなかなか気に入りました。東京にいるときや二人の関係の大事なときに東京タワーがいつも見守っているという感じで東京者として共感しました。
東京の夜景とモダンなインテリアの組み合わせによりハイソサイエティーな感じがうまく映像となり、黒木瞳と岡田准一が品よく見えた。あとは黒木瞳の綺麗な背中、岡田准一のお尻が可愛かったこと寺島しのぶの引き締まったおなかがよかったこと、だけかな。
以前であれば、男側に妻がいて、若い娘を誑かし、あとはドロドロ愛憎劇が多かったように思いますが今の風潮というのか女流作家が書いたからなのかもしれないが、こんなパターンが多いんでしょうね。
しかし、描かれてた若いツバメ二人は軟弱やね。なんだあれっ、ぽろぽろ泣きやがって、情けない。こういう輩には大和魂を植え付けないといかんなと実感したのでした。
おまけにあんな大胆に不倫していたらバレますよ。よく3年も続いたと思います。ちょっとなんか現実離れしてるとこと想像力に限界ありな感じです。
最後はなんかつじつま合わせなところがいまいち
おまけになんで最後が達郎の挿入歌なのかよくわからない。ノラジョーンズで行けばいいじゃん。日本語じゃないとだめなの?どうしてと疑問に思うのでした。
ストーリーはだめですが東京タワーが綺麗だったので評価はこんな感じ
評価:★★★☆☆
(ストーリー)
小島透 21歳と青山でセレクトショップを営む人妻の浅野詩史 41歳。大原耕二 21歳と平凡な主婦の川野喜美子 35歳。年齢差を越えて愛し合う2組のカップル。しかし、それぞれに恋愛と現実のジレンマに思い悩むがそれぞれの思いどおりにいかない。そして、・・・・。
監督 源孝志
原作 江國香織
出演 黒木瞳 、岡田准一 、松本潤 、寺島しのぶ 、宮迫博之
TAXI NY
「TAXI」のリメイク&NY版として制作されたこの作品ですが同じストーリーなのと疑うくらいに監督のさじ加減が違います。
前作はリュックベンソン監督だけにフランス映画っぽかったがまるっきりハリウッド映画とし蘇っています。肝心なところはおんなじですけれども・・・・。
ベル役のクィーン・ラティファがはまり役で本業よりいいかもしれない。音楽のセンスもよく、NY版というのがうまく表現されている。
タクシーといえば、無愛想なことが相場みたいだったけど、海外で乗ったタクシーはみんな親切にしてくれました。しかし、ブルネイで乗ったタクシーは最悪だったな。外人料金だとかいって5倍も高い!問い詰めたら、法律でそうなっているのでしょうがないんだだって、腹が立ったので空港に客待ち中のタクシーに聞いたら、全員口をそろえたように答えた。
王女の誕生日にマイケルジャクソンを呼んで、国民は只で見せたことがあるとか聞いたことがあった。この国は石油が出るらしく、アジアではめちゃくちゃ金持ちで税金はないが外国人にはめちゃ冷たい国です。
評価:★★★☆☆
(ストーリー)
どじで間抜けなNY市警のウォッシュバーンは、銀行強盗の現場に居合わせてしまった。車のない彼は、飛ばし屋タクシードライバーのベルのタクシーに乗って、銀行強盗を追跡し始めるのであるが・・・・。
監督 ティム・ストーリー
出演 クイーン・ラティファ 、ジミー・ファロン 、ジゼル・ブンチェン 、ジェニファー・エスポジート 、アン=マーグレット
トレジャー・ハンターズ without a paddle
男なら誰でも幼い頃は、冒険にあこがれ、友達と一緒に“秘密基地”を作って、遊んだものだ。この僕もご多分に漏れず、そんな遊びをしていた。
子供が成長する過程で重要な要素なんではないかと感じることがある。自分の知っている世界から一歩そとにふみだす勇気を養い、違う世界で自分のちっぽけさを感じ、でっかくなってやると言う気持ちを育てる。大切だよね。
この作品は、子供の頃に成しえなかった冒険をあることをきっかけにもう一度、冒険に出て、勇気や生きがいの大切さに気づく物語です。平たく言うと大人版“スタンドバイミー”です。
評価:★★★☆☆
(ストーリー)
仲の良い4人組は、いつも一緒で固い友情で結ばれていた。その4人の最大の冒険はクーパーの財宝を探す冒険に出ることであった。しかし、冒険に出ることなく、成長し、それぞれの人生を歩むために別れ別れとなり、10年、20年と時が経つ。
そんな時4人の中の1人ビリーが死に残りの3人はビリーの葬式で再会し、少年時代に成し遂げることが出来なかったクーパーの財宝を探す冒険へ出発するのであるが・・・。
日本公開は未定
オフィシャルサイトはこちら
ターミナル
(ストーリー)
祖国おいて、クーデターが起こったため、パスポートが無効になり、アメリカへの入国を許可されない男ビクター・ナボルスキー。帰りのチケットとパスポートを没収され、帰ることもできない。彼の空港での生活が始まった。
言葉も通じず、祖国のお金も使うことができず、ドルも持っていない。でも、彼は、そんな状況でも必死に生き抜こうと英語を覚え、カートの整理で小銭を稼ぐなどして、アメリカへの入国を夢見て、努力していた。
そんな彼を自分の管理する空港から排除したいと考える空港警備主任のディクソンはありとあらゆる手段を使い、ビクターを空港から出そうとするが、ビクターはその手には乗らない。ビクターには、どうしてもニューヨークに行かなければならない”約束”があった。
そして、航空会社の客室乗務員のアメリアに出会い、恋に落ちる。いつしか彼は入国の許可と彼女の帰りを待つようになる。ビクターの恋と入国の行方は・・・・。
(コメント)
ほのぼのとしたストーリー展開に笑いと涙を誘います。
自分がこんな立場になったらどうしようかなんて考えたら、待ちつづけることができただろうかと悩んでしまう。前半はいいペースで展開していきますが、後半いい場面はあるのですがトーンダウンしたのが少し悔やまれます。
先日、テレビを見ていたら、この話の元になった人物がいて、今も、フランスのシャルルドゴール空港に住んでいるんだそうだ。残念ながら、トムハンクスみたいな男前ではありませんでした。しかし、この男は、空港の乗り継ぎターミナルが気に入ったらしく、もう16年くらい生活をしているとのこと、そんなに居心地がいいのだろうか。
スピルバーグは、この男の話を映画化するに当たり、日本円にして、3000万円をこの男に払い、権利を買ったそうな。おまけにJFK空港でロケを行おうとしたら、保全上の問題で許可が下りず、同じセットを作ってしまったというから驚きというか、金懸かってんなと思って観てました。
評価:★★★★☆
製作国 アメリカ
上映時間 128分
監督 スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮 ジェイソン・ホッフス 、アンドリュー・ニコル 、パトリシア・ウィッチャー
脚本 サーシャ・ガヴァシ 、ジェフ・ナサンソン
音楽 ジョン・ウィリアムズ
出演 トム・ハンクス 、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 、スタンリー・トゥッチ 、チー・マクブライド 、ディエゴ・ルナ
時計じかけのオレンジ
時計じかけのオレンジA CLOCKWORK ORANGE
(ストーリー)
不良少年グループのリーダー・アレックスは、不良たちを指揮し、毎夜、盗みや喧嘩に明け暮れていた。自由奔放の生活しているが、あまりの無謀ぶりに親、更生員や仲間たちから疎んじられる存在へとなっていく。ある日、アレックスの無謀ぶりに耐えかねた仲間たちは、アレックスを罠に嵌め、ついにアレックスは、囚われの身に。そして、犯罪者更生プログラムの実験台にされていく・・・。
先日、たまたま、スカパーでやっていたので観てしまいました。1971年作製のこの作品は、当時としては、センセーショナルなものだったのであろう。暴力シーンは凄まじく、その反響は大変大きかった。特にアメリカではX指定映画になり、映画に似せた殺人は起こったり、マスコミに叩かれ、ついには監督自ら上映中止を申し出ることになったりと様々な方面で話題の作品だった。確かに今観ても、暴力シーンは、エグイものがある。
キューブリックならではのカメラワークの斬新さ、映像と音楽との融合はエクセレントです。今回見直して、気になったのは家、服装がモダンであり、とてもセンスが良く、色使いも素晴らしい、特に青の使い方がお上手。改めて、観て感服いたしました。
この頃、キューブリックは、ステレオ嫌いということもあり、挿入されている第九や雨に唄えばなどはいったんモノラルに落として、挿入されたそうな。凄いこだわりだな。
評価:★★★★☆
ディープ・ブルー
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ストーリー
地球の約70%を占める海。人間の見知らぬことがまだまだ多い神秘的な場所である。そこで繰り広げられる生命を賭けた生き物たちの壮絶な生き様。コククジラを集団で襲うシャチの群れ、子供のために自分の体より大きいシロイルカを襲うホッキョクグマなどをベルリンフィルの素晴らしい演奏により盛り立て、BBCのスタッフが4年半を費やして製作したドキュメンタリー映画。
素晴らしい。子供騙しのちゃちなフィクションと違い、本物を偽りなく映像にするということが実に人の感銘を得られるかということを思い知った。東京では上映館が少ないせいか、館内は満員であった。
昔、30年以上前の話だけど、ディズニー映画のドキュメンタリー物で題名が定かでないが確か“砂漠の一日(か一生)”だったようなタイトルの映画があった。子供心に知らない世界を垣間見て感動したような記憶がある。この映画はこの感動をあっさり塗り替えてしまった。
この映画には人間の姿が全く出て来ず、人間は、この世界に深入りをしてはいけないし、もっと敬意を表さなければならないということを伝えたいのだろう。ナレーションの最後の言葉が印象に残り、忘れられない。
“海を傷つけてはいけない”
評価:★★★★★
ディープブルーHPはこちら
トゥーブラザーズ
ストーリー
ジャングルの奥地、朽ち果てた寺院の跡地で2頭のトラが生まれた。伝説的なハンター、マクロリーが仏像を盗掘しにこの寺院の跡地へやって来る。仏像を手にし、引き上げようとしたとき、トラの存在を知り、トラをハントすることに。父親のトラがマクロリーに仕留められことからトラの家族は運命の波に翻弄されることになる。2頭の子トラの1頭がサーカスへと売られ、クマルと名付けられ、もう1頭は行政官の息子、ラウールに育てられ、サンガと名付けらる。それぞれ成長し、1年後再会するのであるが…
野生動物と人間との共生が大きなテーマとして描かれている。そんな堅苦しいことよりもチビの時のシーンがとても可愛い。まさしく猫そのもの(当たり前か猫科だもんね)。猫好きには堪らないシーンの連続だ。こういう動物ものを観ると演技しているのかどうなのか、演出を理解しているかのような名演技の数々、どっちにしろこれだけのシーンを撮影するというのは並大抵の努力では撮れないだろうな。スタッフに脱帽です。しかし、野生動物と人間の共生というのはこれからますます難しくなっていくことであろう。
評価:★★★☆☆
テイキングライブス
ストーリー
モントリオール郊外の工事現場で死体が発見された。地元警察は捜査が困難と判断し、FBIの協力を得ることになる。派遣された特別捜査官イリアナ・スコットはプロファイリングの専門捜査官である。彼女が現場の状況、残された証拠から犯人像を分析し、捜査が動き始めた。そこへ新たな殺人事件が発生した。その目撃者は画商を営む、コスタ。コスタが目撃した殺人の手口は今までの未解決の殺人事件と一致する。そこで浮かんできた犯人はマーティンという男であった。
イーサンホークの渋い演技がなかなか興味深い。ストーリーはそれほど凝った感じはなく、淡々と展開していく。映画の後半で犯人が判るのですが意外な人物なだけにこの俳優(名前を出すと犯人がわかるので伏せておきます)は何のために出演しているのと思わせるところがあるのがなんか納得いかないところがある作品です。
評価:★★★☆☆
デイアフタートゥモロー
ストーリー
二酸化炭素の増大で温暖化となった地球。南極の氷河を研究する古代気象学者のジャックホール教授は、自らの調査結果から地球の危機を予見し、科学者や政府関係者に警告をする。やがて、それは予想より早く起き、現実となった。そして、超巨大な”スーパーストーム”が出現し、特大竜巻がLAを襲い、一方のニューヨークでは巨大な高波が街を呑み込もうとしていた。そこには、ジャックの息子サムと仲間たちもいた。ジャックはできるだけ多くの人命を助けるため、そしてニューヨークで孤立したサムの救助に向かったが…
南極のシーンから始まるこの映画、スケールが壮大だが一人一人が地球環境、僕らの未来のことについて真剣に考えないと未来は来ないという警鐘のメッセージを受け取りました。今年の猛暑や台風の多さを思うとこの映画がデータに裏づけされた限りなくノンフィクションに近いフィクションであると感じました。ブッシュさん京都議定書に早くサインしてください
評価:★★★★☆














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