コラテラル
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(ストーリー)
L.A.でリムジン会社設立を夢見るタクシードライバーのマックス、夢を実現させるためにコツコツと働くマックスのタクシーに、不動産屋だと名乗るヴィンセントが客として乗ってきた。ヴィンセントは、商談をして、友人と会い、翌朝、飛行機でL.A.を発つという予定で一晩、マックスをドライバーとして雇いたいと持ちかける。マックスは躊躇するが高額の報酬にその仕事を引き受ける一件目の商談先でヴィンセントを待つマックスのタクシーに男が降ってくる。それは、ヴィンセントが殺したもので、実は、ヴィンセントの正体はある組織が放った殺し屋だった。そして、マックスはヴィンセントの仕事に巻き込まれていく・・・。
マイケル・マンよ、おまえもか!
結末がハリウッド的というか、マイケル・マンもハリウッドマネーに負けたのかというくらいくだらない結末でありました。
最近のハリウッド映画は、興行的、政治的に影響を受け、監督の思い描きたいように映画が撮れないと言われていて、DVD発売時にディレクターズカットなどで監督の本心を表現するということが当たり前になっている。この作品もご多分に漏れず、そうでしょう。
マイアミバイスを撮っていた時は、斬新で選曲の良さと映像が良くマッチし、必ずしもハッピーエンドにならないリアリティがとっても素晴らしかった。しかし、ヒートからなんかおかしくなり、コラテラルのこれである。どうしても納得いかないし、とっても残念でならない。
さて、作品であるがキャスティングに明暗があったといえるだろう。お互いに新境地開拓という機会にチャンスを生かせたものそうでないものとはっきりとしてしまったようだ。最近のトムは、脇に食われる。トムはやはりGoodguyの路線を貫くべきだ。悪役に嵌りきらない虚しさが現れていて、観ていて悲しい。一方、マックス役のジェイミーはコメディーからの転進でGoodJobって感じだった。まじめで平凡なタクシードライバーを熱演し、見事に演じ切った。今後、期待できるでしょうし、この作品で様々なアワードで一つくらいは助演男優賞もいけるかもしれません。
脚本についても不満があるが、言うと結末が分かるので控えますが、もう次のマイケル・マンの作品は観ません。
悲しいかな、ジェイミーの演技と選曲に一つづつで★二つです。
評価:★★☆☆☆
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